フィオナとフィンの父さんは、精神科医でした。でも突然の交通事故で亡くなってしまいます。 悲しみの底にいる弟のフィンを癒してくれたのは、飼い主を亡くして心を閉ざした保護犬のエマでした。そして姉のフィオナも、父と関わり合ったひとたちと一緒に父のことばや思い出を少しずつ集めていくうち、だんだんと前を向いて進めるようになっていきます。
私はこの7月25日に父を亡くしました。享年91歳でした。だからこの本を読ませて頂いて、とても感動しました。これは悲しみを乗り越えていくことの大切さを教えてくれるからです。私はこのお話を読みながら、共感できるところがいっぱいあると思いました。ほんとに素晴らしい本だと思います。 (水口栄一さん 60代・その他の方 )
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