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ケール、ブロッコリー、葉ボタンもみんなキャベツの仲間。葉が巻く理由や花のつきかたなどの生育の秘密や保存法、料理まで解説。
キャベツの栽培方法を中心に、歴史やエピソード、料理、種類、病害虫、日本での流通のひみつなどを紹介する学習絵本。家庭菜園のための実用書。
2001年刊行。キャベツは、年中同じようにお店に並んでいるので、なんとなく見過ごしていたが、意外な事実がたくさんあって驚いた。
・とんかつ&千切りキャベツ は日本初
・昔は薬として扱われていた(古代ギリシャ。ケールという野生キャベツ)
・もともとは葉っぱが玉になっていなかった。人間が玉になるキャベツを好んで栽培し続けた結果、葉っぱが巻くタイプが残った。
・あちこちで育てられるので、年中、路地モノが流通している。
・価格調整のため、収穫されずに捨てられる時もある
(時々、テレビのニュースで見た。ショックだった)
…他にも、たくさんの驚きがあった。
アイルランドには、ジャガイモとキャベツのお好み焼きのようなものがあるという。関西のお好み焼きとは違うらしい。
園芸ができなくても、料理ならできる。ぜひ試してみたい。
大人になっても、毎日が新しい発見がある。
児童書のコーナーには、そしらぬ顔をしてスゴイ本がたくさん潜んでいる。
お試しください。 (渡”邉恵’里’さん 40代・その他の方 )
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