スタジオジブリの映画の主人公たちは、 どんな家に住んで、 どんなくらしをしているのかな?
スタジオジブリの13の映画を、 「くらし」をキーに見ていく絵本。
「スタジオジブリの食べものがいっぱい」などの、 アニメ絵本ミニシリーズ最新刊!
神さまたちのおふろ屋で働く10歳の千尋、 魔法の城で掃除を始めるソフィー、 清太と節子の戦時下のくらし、 「人間のもの」を工夫して使う アリエッティの「借りぐらし」、 13歳の魔女キキが始めた、ひとりぐらし…。
スタジオジブリの主人公たちのくらしを、 さまざまな角度から紹介する、 読み応えのある絵本です。
ジブリ作品の時代背景や、主人公たちが暮らす建物や地域などを解説してくれる本。
2020年刊行。
風の谷のナウシカ(1984)〜かぐや姫の物語(2013)までのアニメーション映画7本(本書に載っていない作品もある)の、こまかい設定がいろいろ見られて楽しい。
建物のデザイン、内装、お部屋の様子、家具などをどこに何をおいてあるのか、どんな暮らしをしているのか…などが、ゆっくり見られる。映画ではちょっとしか映っていなかった素敵な暮らしたち。宝物のような本。
映画を見たことがあるものは、映画の内容を思い出し、感動した。見たことがない作品は、見たくなった。
映画を1本作るのは、世界を1つ作るくらいの労力が必要なのだと感じた。人があまり見ないだろう部分もしっかり作りこんであるからこそ、迫力やリアリティがでるのだとわかった。
良い作品を作ってくれた皆様に感謝します。 (渡”邉恵’里’さん 40代・その他の方 )
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