15世紀イタリア。フィレンツェ近郊のビンチ村で生まれたレオナルドは、小さいころから好奇心旺盛で、興味を持ったものを絵に描いて遊んでいた。そして13歳になると、レオナルドはフィレンツェの芸術家の工房に弟子入りする。手がけた作品で親方に才能を認められ、やがて独立。ミラノやローマなどに活躍の場を移しながら、絵画にとどまらず、楽器の演奏や製作、彫刻、軍事技術、建築学、科学、解剖学、天文学、地質学など、幅広い分野で才能を発揮していく……。 『モナ・リザ』や『最後の晩餐』などの有名絵画の作者として知られ、「万能の天才」とよばれるルネサンス美術の巨匠レオナルド・ダ・ビンチの生涯を描く。
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