人生を変えた障害者との出会いをつづった、ナウエンの絶筆
20世紀を代表する霊性の人、ヘンリ・ナウエン。彼は生涯「居場所」を求め続けた。ハーバード大学教授としての生活に行き詰まった彼が向かったのは、重い障害を持つ人と持たない人とが共に暮らす共同体、ラルシュ・デイブレイク。そこで彼は、意思をほとんど表現することができない青年、アダムと出会う。アダムのケアに四苦八苦するうちに、ナウエンはついに「居場所」にたどりつく。塩谷直也氏による書き下ろし解説を加えて待望の復刊。
【目次】 まえがき 序章 この本はどうして書かれたのか 第一章 アダムの隠れた人生 第二章 アダムの荒野 第三章 アダムの公生涯 第四章 アダムの道 第五章 アダムの受難 第六章 アダムの死 第七章 アダムの通夜と埋葬 第八章 アダムの復活 第九章 アダムの霊 結び 訳者あとがき 解説 「行きたくないところへ連れて行かれる」日のために(塩谷直也)
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