
本書のテーマは「金融」です。金融とは、今すぐ使う必要のないお金を、必要とする人に使ってもらうことです。あまり表には出ませんが、社会を支えている大事な仕組みの1つです。近年、情報技術と金融を組み合わせたサービスやインターネットを通じた国際取引の増加、仮想通貨の拡大など金融に関連する様々な変化が起きています。これらを遠い世界の話ではなく身近にあるものと感じて、みなさんの将来の可能性を広げていきましょう。

同じシリーズで、以前「お金のこと」というタイトルの本を読みました。そちらでは基本的なお金の歴史や使い方が説明されていましたが、こちらはもう少し踏み込んで、事業や株式などの「金融」に触れています。「お金のこと」は小学生向け、「お金が動かす世界」は中高生から大人までが役立つ内容とも言えるでしょうか。
金融リテラシーを上げなければ、今の世の中から取り残されると、大人も思うところ。高校の家庭科の授業でもお金のことを扱うようになると聞いているので、ちゃんと勉強しないとなと思いました。
この本はなかなか難しい内容なので、手元において繰り返し読みたいです。 (クッチーナママさん 40代・ママ 女の子17歳、女の子14歳、男の子12歳)
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