双子の兄妹、セバスチャンとヴァイオラは、船が嵐にあって沈没し、生き別れになってしまった。妹ヴァイオラは若く美しい少女だったが、名前をいつわり、少年のふりをして、オーシーノ公爵の小姓として働いていた。オーシーノー公爵は、伯爵家の令嬢オリヴィアに求婚中だった。返事をもらってくるよう使いに出されたヴァイオラは、伯爵家を訪問する。ところが令嬢オリヴィアは、ヴァイオラに一目惚れしてしまう。ほんとうは少女であるヴァイオラは、じつは密かに、オーシーノ公爵に恋心を抱いていたのだった。そんな複雑な三角関係は、家臣や友人たちの恋愛や悪戯も加わって、もつれにもつれ、まるでお祭り騒ぎのよう。さらには、生きて帰ってきた双子の兄セバスチャンの登場で、恋のゆくえは思わぬ方向に・・・。 シェイクスピアの名作戯曲をもとに、面白くて読みやすい、物語にアレンジしたシリーズの一冊。
シェイクスピア作品は、舞台などでの演出が多いので、なかなか小学生が触れることはないかも知れませんね。
時代背景なども難しかったりもしますね。
こちらのシリーズは、小学生でもシェイクスピア作品を読みやすくアレンジされたシリーズで、小学生がはじめてシェイクスピア作品を読むのにぴったりに思いました。 (まゆみんみんさん 40代・ママ 女の子11歳)
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