『スター・ウォーズ』の物語は、40年以上の長きにわたり、9作の本編映画、いくつものサイドストーリーも含んで語り紡がれてきました。ルーク・スカイウォーカーやジェダイに象徴される正義と、ダース・ベイダーや帝国に象徴される破壊と暴力との戦いが、広大な宇宙を舞台に、様々なキャラクターとともに繰り広げられてきました。その壮大なスケール、迫力ある場面展開、そして絶妙なカラーを織りなす人物関係が物語を盛り上げ、ファンの心を捉まえて放しません。そのキャラクター相関関係やストーリーを盛り上げたのが、はるかなる銀河の広大さを想起させる様々なクリーチャー、ドロイドや武器、兵器、テクノロジーなどです。 公開順にエピソード4『新たなる希望』から最新のエピソード9『スカイウォーカーの夜明け』までに登場した主要キャラクター、クリーチャー、武器、兵器などを、系統やジャンルなどに分け、大系として整理したものが本書です。収録した総計は100に迫り、みな強烈な個性を放っています。キャラクターのみならず、武器・兵器や乗り物なども幅広く取り上げているのも本書の特徴です『スター・ウォーズ』世界ならではの概念やテーマ、時間の流れにも言及しています。作品を鑑賞する際のキャラクターの関係、世界観などの手引きとなること請け合いです。 また、本書には『クローン・ウォーズ』『マンダロリアン』も掲載されています。 事典的な役割はもちろん、紹介・解説も深いところまで掘り下げていますので、ひとつの読み物としても読みごたえのある仕上がりになります。『スター・ウォーズ』のサーガに思いを馳せられるファン必携の愛蔵版事典です。
|