街の店先や集落の軒先をゆっくりと走る路線バスには、その土地のなにげない日常に出合える魅力がある。だが、複雑な運行系統、運賃や乗降方法のわかりにくさなどから、自分らしい旅を楽しむシニアでもバスを敬遠する人は多い。観光地をめぐる定番コースから、一日乗車券を活用した日帰り旅、個室完備の高級バスで行くワンランク上の上質旅まで、シニアも満足のさまざまなバス旅を提案。“乗らず嫌い”を克服して、新たな旅に出かけよう!
《目次》 はじめに 第1章「周遊バス」を使って各地の観光地を巡ろう 1、イラストバスに揺られて北の玄関口を旅する 2、レトロなバスで横浜を散策 3、冬支度を終えた雪国の風情を静かに味わう 4、コミカルなイラストバスで神都から真珠島へ 5、込み合う京都市営バスを賢く活用する コラム:バスの運賃と乗降方法はさまざま
第2章 日帰りシニア路線バスの旅 1、コミュニティバスで巡る小さな博物館【首都圏編:その1】 2、大谷石と餃子のまち宇都宮を巡る【首都圏編:その2】 3、三浦半島で三つの港の個性を体感する【首都圏編:その3】 4、中伊豆で大正時代の面影にふれる【首都圏編:その4】 5、さいはての絶景と海の恵みを満喫【全国編:その1】 6、修験道の根本道場で山岳信仰文化にふれる【全国編:その2】 7、大阪の水辺をシティバスと渡船で巡る【全国編:その3】 8、軍港として栄えた呉周辺を旅する【全国編:その4】 コラム:フリーエリアと入手方法に要注意!
第3章 シニアも快適な高速バスに乗る 1、国内トップクラスの長距離を走る夜行高速バス 2、県境のトンネル開通で誕生した山岳高速バス 3、東京湾アクアライン経由で館山へ 4、大阪と徳島を結ぶ大動脈 5、日本海と瀬戸内海を結ぶ江戸時代の街道を行く コラム:高速バスではどこに座る?
第4章 ワンランク上の大人のバス旅を楽しむ 1、見晴らし最高のゆったりビジネスシート 2、1台わずか11席! 完全個室で上質な眠りを提供する 3、東京駅から手軽に楽しめる隅田川と江戸前の舟遊び 4、京都迎賓館とこだわりの和食で京都の一日を過ごす 5、オープントップバスの車窓を楽しみながらのランチタイム コラム:知っておきたいバス旅のルール
第5章 長距離路線バスに乗って気ままな旅を 1、最長路線の都営バスで武蔵野を散策する 2、日本最長のローカルバスで大和から紀伊へ 3、箱根駅伝の往路を路線バス乗り継ぎでたどる 4、フリー切符で巡る潜伏キリシタンの世界遺産
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