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Fishing Cafe VOL.68

Fishing Cafe VOL.68

編集: シマノ
出版社: 木楽舎

税込価格: ¥640

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作品情報

発行日: 2021年04月15日
ISBN: 9784863241596

74ページ

出版社からの紹介

大地と空が共鳴する日本最北の大河・天塩川を探る

北海道北部を流れる天塩川は、アイヌ語で魚を捕らえる「梁」(やな)を表す「テシ」の名称に由来し、一説には「梁・多い・川」を示すといわれるほど昔から魚影が濃く、アイヌの人々の暮らしを支えてきた。日本でも4番目に長い流程256kmのうち、日本海へ注ぐ河口から約160km上流までは、堰などを横断する工作物が設置されておらず、コンクリート護岸箇所が少ないことも大きな特徴だ。こうした豊かな流域の自然を背景に、天塩岳付近の上流部には黄金色に輝くオショロコマが生息し、中下流部には大型のニジマスやアメマス、大魚イトウが多くの釣り人を楽しませ、かつてはチョウザメも遡上していたという。そして、江戸幕府の命を受け蝦夷各地を探検した松浦武四郎が、天塩川探査中に出会ったアイヌの古老との会話をヒントに「北海道」の地名が命名されたのは有名な話だ。北海道の原初の風景、悠久のエナジーを体感できる天塩川の釣りと自然を軸に、この川に息づく、さまざまなトピックスを紹介する。

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