「新しい持ちぬしのところで生きつづけられる。りレーのバトンといつしょや。しかもそのりレーはエンドレスかもしれん。だれもがつぎつぎに、パス・ザ・バトンてとこやな」
植物が好きな圭、イラン人のハッサン、兄と二人暮らしの朝子。三人に手渡された、おばあちゃんのひな人形にこめられた思いとは? 人、もの、自然とのつながりを考える多様性にあふれた物語。
我が家にも「バトン」はあるか、この本を読んだ後、読み手の子供たちは探してみたくなるのではないでしょうか。
そして大人は、どんな「バトン」を残したいか、考えるきっかけにもなるのではないでしょうか。
私が今生きていることも、代々のご先祖さまからの「バトン」だと、改めて思いました。 (まゆみんみんさん 40代・ママ 女の子11歳)
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