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はじめてのクリスマス

はじめてのクリスマス(偕成社)

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ぼくはほんやさんになる

ぼくはほんやさんになる

  • 絵本
作: 菊池 壮一
絵: 塚本 やすし
出版社: ニコモ ニコモの特集ページがあります!

税込価格: ¥1,650

  • ハッピー・リユース・プログラム対象作品

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作品情報

発行日: 2021年07月28日
ISBN: 9784910593265

出版社のおすすめ年齢:低学年〜
257mm×182mm 32ページ

みどころ

ぼくのおじいちゃんとおばあちゃんは、本屋さん。パパとママは外で働いているので、ぼくは学校が終わると本屋さんに帰ります。おばあちゃんに絵本を読んでもらったり、おじいちゃんが忙しそうに働く姿を見たり。ときにはキャッチボールやサッカーで遊んだり。でもある日、「(おじいちゃんもおばあちゃんも)そろそろ、本屋さんをやめようと思うんだ」というパパの言葉に大きなショックを受けて、ぼくはある決心をします……。

街の本屋さんがどんどん減っていることを、気づいている人も多いのではないでしょうか。かつては当たり前のようにあった場所がなくなり、「ぼく」のように自営業で働く家族の姿を見ながら育つ子どもも、今後ますます減る現実があります。

本書は、日本の街の本屋さんへ「がんばれ!」というエールを込めて菊池壮一さんと塚本やすしさんが作った絵本。塚本さんは『しんでくれた』(谷川俊太郎・詩/佼成出版社)や『やきざかなの のろい』(ポプラ社)などで様々な絵本賞を受賞している作家です。本屋さんを愛する「ぼく」を、力を込めてまっすぐに描いています。

6歳の息子に読んでみたところ、うんうんとうなずき「おもしろかった」と一言。子どもにとっては身近な「本」の仕事が、社会の中でどんなふうに変わっていったのか、少し想像できる一冊です。戦争時代に本屋さんがどのように本を守ったかも描かれ、ふだん子どもたちが意識しない「(大人の)職業意識」のようなものを考える上で刺激になるかもしれません。
小学校低学年で「街」や「仕事」について学ぶ機会もある子どもたち。ぜひそのひとつとして「本屋さんの仕事」にも思いを馳せてほしいなと思う絵本です。


(大和田佳世  絵本ナビライター)

ぼくはほんやさんになる

ぼくはほんやさんになる

出版社からの紹介

がんばれ!街の本屋さん
本の文化を絶やさない!
少年の強い想い。
感動の一冊です。

ぼくはほんやさんになる

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