《目次》 プロローグ 第1章 春嶽、越前福井藩主となる 第2章 大老井伊直弼との対決 第3章 政事総裁職への就任と横井小楠 第4章 薩摩藩との提携路線を強める 第5章 戊辰戦争という踏絵 第6章 維新後の春嶽 エピローグ
《概要》 徳川一門において、敬して遠ざけられる福井藩。第十六代藩主・松平春嶽は藩内改革を推し進め、のち、幕政にも深く関わっていく。 幕末の中心人物として、誰よりも早く大政奉還を唱え、公武一和を目指したその生涯を追いながら、幕末の動向を新たな視点で再構築する。 幕府や薩長同盟とは立場を異にする、第三極の牽引者の姿を描き出す。
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