世界初を支えたリーダーからのメッセージ!
2010年、はやぶさ(初代)が奇跡の帰還を果たした後、はやぶさ2は新たに52億km以上も離れた、小惑星リュウグウの地中の岩石を採取するために開発されました。そこに立ちはだかる困難を極めた様々なミッションを、リーダー達はどのように成功に導いたのか? 「1万点の成功」と称され、宇宙開発史に残る偉業の裏に、開発者のどのような努力が秘められていたのか? その秘話を、はやぶさ2を支えた7人のリーダーが、次世代を担う子ども達のために、メッセージとともに語ってくれました。
第1章世界の最前線へ 〜『はやぶさ』と『はやぶさ2』〜 第2章驚異の旅路を支え続けて 〜イオンエンジン〜 第3章ついに跳ねた!ぴょんぴょんローバー 〜ミネルバとマスコット〜 第4章岩だらけの表面でどこへ降りるか? 〜着陸点を決める苦闘〜 第5章ピンポイント着地に挑む 〜着地精度を飛躍的に高めた軌跡〜 第6章新鮮なサンプルをもとめて 〜人工クレーターへの野望〜 第7章小惑星の小さな岩石が大きな役割を持っていた!! 第8章『はやぶさ2』の全貌とチームワーク 〜帰途の展望と決意〜 第9章 あとがきにかえて
【編集担当からのおすすめ情報】 はやぶさ2の開発秘話と聞くと、専門書のように思えますが、本書は小学館の児童書の編集者が、できるだけ小学生の読者にも判るように、専門の技術の部分をかみくだいて紹介しています。プロジェクトのリーダー達から、これからを担う子ども達へのメッセージはぜひ読んで頂きたいと思っています。
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