子どもたちの通学や遊びの行動範囲を絵地図や航空写真,二万五千分の一などの地図をつかって勉強します。
最初は、まことくんが住む団地周辺の風景からスタートします。
次は、まことくんの通学路の範囲。町全体・・・。
地図は、少しずつ少しずつ細かくなって、
最後は20万分の1までズームアウト。
この流れが実に自然で、
カメラの画像が引いていくような感じなので、
すーっと頭に入ってきます。
この本の初版は、1975年。
その後、何回も再版となっていますが、
あえて、内容は当時のままにしてあるそうです。
絵の雰囲気も完全に「昭和」。
古びた感じがするし、内容は小学生向け。
うちの娘は5歳なので、こりゃムリかな〜と思いつつも、
何故かすごく惹かれるものがあるので、見せてみたところ、
娘も、この本をすごく気に入りました。
地図記号にも興味を示し、2万5千分の1の地図から、
学校や病院を探して遊んでます。
大事なのは、身近なところから地図を学ぶ楽しみを知ること。
この本は、十分にその楽しさを教えてくれます。 (しゅうくりぃむさん 40代・ママ 女の子5歳)
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