クリスマスの大きな喜びを知らせる役目を言いつかった大きな星は、さまざまな動物たちを導いて、静かに輝きながらベツレヘムへと向かいます。
最後尾からついて行く小さな星は、やがて皆の列から遅れ、一人寂しい想いを抱えながら真っ暗な野にひっそりと咲く小さな花と出会い、あるお願いを頼まれました。皆からはぐれ、すっかり悲しい想いに沈んでいた小さな星。はたして小さな花に託された願いをかなえる事はできるのでしょうか?
1970年代に出版後ヨーロッパでも翻訳され、長く版を重ねる息の長いクリスマス絵本。心が温かまり、そして優しい気持ちに包まれる聖夜の物語です。
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