アフリカの森の奥深く、茂みの中でオカピのぼうやが目をさますと、いつも傍にいるはずのお母さんがいません。「ぼくは もう あかちゃんじゃないよ。ひとりで おかあさんを さがしにいけるさ」そう決心したオカピのぼうやは、森の茂みを抜け出します。
「てく てく てく……」森を進んでいくとぼうやは様々な生き物に会います。長い舌で葉っぱを食べる動物を見かけて「あっ、おかあさんと おんなじだ!」と駆け寄ると、体の模様は全然違うキリン。「おんなじ もようだ!」と思ったらシマウマ。でもシマウマにはないあるモノが、オカピの頭にはあります。さて、ぼうやのお母さん探しの行方は……?
本書は「お母さん探し」という、子どもの共感を呼ぶシンプルなテーマでありながら、オカピの特徴が自然に分かり、動物への関心を刺激してくれます。ちょうど特徴をあらわす絵柄が、次ページへめくる前に穴からちらりと見える、穴あきしかけになっているのも魅力的。
文章を担当した岸本真理子さんは、歴史ある「人形劇団プーク」の劇団員として長年舞台に立ち続けた方。今回、絵本のために本作を書き下ろしました。そして絵は、人気作家の長谷川義史さん。長いまつげ、きらきらした大きな目のオカピがとってもかわいい! このおはなしは人形劇としても上演されるそうです。
最後は歩いてきた道を戻りながら、もう一度、ぼうやが冒険を振り返ることができるのもポイント。ぼうやのチャレンジを優しく受け止めるオカピのお母さんに、子どもは勇気をもらうことでしょう。
(大和田佳世 絵本ナビライター)
ある日、オカピのぼうやが目を覚ますと、お母さんがいません。ぼうやは、お母さんを探しに出かけることにしました。森の茂みを抜け出すのは初めて。やがて、心細くなるぼうや。さあ、お母さんは見つかるでしょうか……。オカピぼうやの成長ものがたり!
岸本真理子さんの絵本 はじめて読んで
オカピのこと知りました
アフリカに住む キリンのようでシマウマのようで おもしろい動物がいるんですね
私たちの知らない動物が 私たちの知らない動物が地球上にはいるんですね
オカピぼうやは お母さんが 一人ででてはいけませんと言ったのに・・・・お母さんを捜しに出かけました
そこで出会ったのは キリン シマウマ スイギュウ しかけ絵本になっていて
おかあさんがなかなか見つからず 大きな目から涙が・・・
ヨウムのおじさんに教えられて無事にお母さんに会えました
おかあさんは 優しく 受け入れてくれました
母の愛を感じます 子どもはいろんな体験をして 大きくなるのですね
長谷川義史さんの絵が愛情たっぷり 迫力満点です
どうぞ皆さんも オカピのこと知ってくださいね (にぎりすしさん 60代・その他の方 )
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