うんこってサイアク?嫌われ者?でも視点を変えると、うんこはある種の生物にとっては食べ物になったり、火を燃やすためのエネルギーになったりと、私たちのくらしの中で役に立っていることがわかってきます。フンコロガシと一緒に旅する、主人公のケンタが神話の中や自然の巡りを知るうちに、いのちの循環の中にうんこがあることに気がつきます。
この本が「うんこって嫌われてるけど大事なものなんだよ」と言いたいのは、読まなくても想像がつくでしょう。
でもよく考えてみれば、うんこをしない人はひとりもいませんし、それなのに「そもそもうんこって何?」と聞かれて答えられる人がどれだけいるのでしょうか。
絵本なので楽しく読め、新しい学びがたくさんでした。植物もうんこをするというのは、驚きだけど、確かに!です。
環境問題が深刻な今の世の中、うんこを真剣に見つめる必要があるなと感じました。うんこを知ることで未来をよりよく生きられるようになると言っていいかもしれません。 (よし99さん 50代・じいじ・ばあば 女の子0歳)
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