カルト的人気を誇るグラスゴーのバンド「ザ・ブルー・ナイル」の唯一の評伝本。 メンバーと交流のある同郷のジャーナリストが、中心人物のポール・ブキャナンの協力を得て書いた本。
ロック、R&Bといったジャンルを問わず、その後のポップミュージックの録音作品に影響を与えつづけきたバンドの知られざる記録。
結成から40年。発表されたアルバムは4枚。 寡作ながら、いずれのアルバムも繰り返しの聴取に耐える録音芸術の至宝として、80年代のスティーリー・ダンといった形容でも評価されている。 リリース当時から、アニー・レノックス、ロッド・スチュワート、ロビー・ロバートソン、リッキー・リー・ジョーンズといったミュージシャンがファンを表明してきた。日本のミュージシャンでは、宇多田ヒカルがフェイバリットに挙げている。
日本版解説 “小さな町”のソウル・ミュージック――渡辺 亨
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