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アメリカとソ連の宇宙開発競争が始まった20世紀。発足したばかりのNASAにおいて、優れた数学的才能で宇宙船の軌道計算を行い、アメリカ初の有人宇宙飛行を目指す「マーキュリー計画」や月面到達を目指す「アポロ計画」を支えた科学者、キャサリン・ジョンソンの生涯を、漫画と解説記事で紹介します。人種差別や性差別が根強く残る中、キャサリンはどうやって自らの道を切り開いたのか? 実力派の漫画家が描き出します。
戦中・戦後のアメリカで、数学の才能あふれる女性が活躍の場を得ていく様子が描かれています。
戦後の黒人差別についてや、差別と闘ったキング牧師のことにも触れられており、アメリカにある差別についても分かります。
そんな中で、あきらめの気持ちがあっても、周囲に支えられ、チャンスにも恵まれて、表舞台に立つことが出来たキャサリン。
そこに立つためには相当の努力をしてきたことであろうと思います。
その力強さが感じられる内容です。 (hime59153さん 50代・ママ 男の子12歳)
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