【本書のコンセプト】 楽しく法律を知り、ルールやマナーを学ぼう! 子供を持つ親にとって子供に伝えたいことはたくさんあります。ましてや未就学の児童であればなおさら、社会に対していろいろな好奇心や疑問が出てきて、親はそれに応えなければなりません。「約束は守ろう」「どうして学校にいくの?」「知らない人についていかないで!」など、例を挙げればキリがありませんが、これらの事象に対して、子供に理解できるように説明するのはなかなか難しいことです。また、就学後はイジメの問題もあり、加害者にも被害者にも傍観者にもなって欲しくないと考える保護者が多数いるのではないでしょうか。加えて、近年ではインターネットが当たり前となり、SNSやYouTubeなどの動画配信に関わる事なども子供に伝えなくてはなりません。 本書では、これらの社会のルールやマナー、そして児童自身の身を守るということも含めて、倫理的な視点+法律を組みあわせながら、子供たちに分かりやすく解説します。そして、それは小学校入学後、または入学前の大事な時期にきちんと子供たちに応えるべき事と考えています。法律ということで、堅苦しいイメージを持たれがちですが、イラストをメインであつかうなど工夫もされており、内容は未就学児でも楽しく学ぶことができます。 法律は規則や罰則があるだけでなく、自分を守ってくれる存在でもあります。本書は、ルールやマナーを教えるとともに、困ったときは「法律を頼ってほしい」そんな願いが込められた一冊になります。
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