日本を代表する絵本作家・村上康成が 初めて文章で描く、 少年のひと夏の清新な物語!
ボローニャ国際児童図書展 グラフィック賞、 ブラチスラバ世界絵本原画展金牌、 日本絵本賞大賞などを受賞した 日本を代表する絵本作家・村上康成が 初めて贈る児童文学!
10歳の少年のひと夏、 まわりの人々や生きもの、 川や湖の風景が、目にうかんでくる 清新な物語。
クリオは、自然豊かな町にくらす10歳の少年。 弟の1歳のお祝いにやってきたおじいちゃんから、 「子どものころにつりにがした、湖のぬしのような 巨大なさかな」の話を聞いたクリオは、 そのさかなを自分がつりたい、と思うようになるが…?
ホタルの飛ぶ夜、親友とのキャッチボール、 まつりの金魚すくい、竹を切って作った つりざおを手に山道を登るとき、 耳について離れないツクツクボウシの声…。
自然の中で生きる少年のひと夏を まるごと描きだす、 絵本作家ならではの清新な物語。 カラーの挿絵多数。
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