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ブロッケンの森のちっちゃな魔女

ブロッケンの森のちっちゃな魔女

  • 児童書
絵: ももろ
原作: アレクサンダー・リースケ
訳: 西村 佑子
出版社: 静山社 静山社の特集ページがあります!

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作品情報

発行日: 2022年09月09日
ISBN: 9784863896765

出版社のおすすめ年齢:中学年〜

この作品が含まれるテーマ

出版社からの紹介

「ブロッケン」というのは、ドイツにある山の名前。毎年4月30日の夜に、悪魔と魔女が大集合するといわれる「ヴァルプルギスの夜祭り」で有名な山なんだ。この物語では、そんな山の森にすむ、ちっちゃなちっちゃな女の子ミニーが、どうぶつたちと力をあわせて、いろんな出来事をかいけつしていくよ。ミニーはちっちゃいけれど、とってもたよりになる子なんだ!

ベストレビュー

ようこそ日本へ。ちっちゃな魔女ミニー

両親から炭作りや料理などを学んだミニー。ミニーは両親亡き後、1人で森の中の小さな家に住んでいる、子ネコくらいのちっちゃな女の子。ミニーは1人だけど、森や自然のことをとてもよく知っている。
雪が深く積もった冬のある晩。ミニーは道に迷った旅人、詩人のハイネを家に招き入れ、彼から読み書きを習う。そして友達のウサギが見つけた「ブロッケンの魔女の魔法の本」を読めるようになる。春になり、雪解けが始まる頃には、ミニーは本に書いてある魔法をほとんど覚えることができた。
それからちっちゃな魔女、ミニーの活躍が始まる。
魔女資格試験の試験官の老ゲーテやアルプスの小さな魔女、小さなヤマネコとの出会い。
そして明日には春が来るというブロッケン山の大ヴァルプルギスの夜祭りが始まる。ミニーはそこでも新しい男の子の友達ができた。
このおはなしを翻案、翻訳した西村佑子さんは、原作のアレクサンダー.リースケさんの本と出会い、その中から五つのお話を日本の読者にも親しみやすいようにアレンジして、翻訳したという。
ももろさんの絵も可愛らしく、お話のイメージが一層ふくらんだと思う。
(わさんぼんさん 60代・その他の方 )

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