SDGsは、今、世界中で抱えているいろいろな問題を、世界中のすべての人たちと一緒に解決するために作られた目標。広い世界のことだからと、難しく考えてしまうけれど、実は世界を変えるために私たちが取り組めることはいろいろあるのです。こちらの「身近で取り組むSDGs」シリーズでは、身近にあるヒントに気づき、アクションを起こすことがSDGsの取り組みとして解決につながることを、具体的に教えてくれます。
1巻では、食事、団欒、お風呂など、家で過ごすときにできるSDGsを紹介。まずは食事の時。キッチンや食卓では、「お母さんだけが片付けている」「生ゴミがたくさん出ている」「さらにソースがべったり残っている」など、「ちょっとおかしいかも」と思える「ヒント」がいろいろ発見できます。次のページには、それぞれの問題点を解決するための「アクション」を提示。例えば「お母さんがやるを当たり前にしない!」というアクションは、みんなで手分けすることで、SDGsの目標5(ジェンダー平等を実現しよう)が達成できるかもしれない。「無駄がない食べ方を見つけよう!」のアクションは、目標12(つくる責任つかう責任)の達成に近づくよ。といった具合です。
ユーモアいっぱいのカラフルなイラストで楽しく学べるこちらのシリーズ。17の目標も色別で示してくれるので、このアクションはどの目標につながるのかが一目瞭然。SDGsの理解も深まります。家で見つけた小さなヒントから、世界の未来を変えられるとしたらすごいことですよね。「今日から!だれでも!すぐできる!」を合言葉に、子どもも大人も、ぜひ家でできることを探してみましょう。
(出合聡美 絵本ナビライター)
*図書館用特別堅牢製本図書 何をすればSDGs解決に貢献できるのかな? 子どもにもできるの? じつは、SDGsは家でも町でも学校でも、だれもが毎日の生活の中で取り組めるものなのです。 この本では、子どもができる取り組みを「ヒント」と「アクション」に分けて紹介しています。 まず、生活の場面ごとのイラストを提示し、その中にある「ヒント」をピックアップします。 ヒントは、改善の余地がありそうなこと、だれかに負の影響を与えていそうなこと、なんとなく違和感のあることなど、「おかしいかも」に気づくための目のつけどころのこと。 そして次のページで、「ヒント」それぞれにどんな問題が含まれているのか、その問題とSDGsの解決目標がどう関係しているかを説明しながら、解決につながるかもしれない具体的な「アクション」を紹介しています。 SDGsの解決目標も特定し、アイコンとともに示しています。
「アクション」の例は、ゴミの分別をする、家事の手伝いをする、朝ごはんを食べる、シャンプーとき泡を落としてからお湯で流す、友だちの家族にあいさつする、植物を育てるとか、そういうこと。知ってることから意外なことまで、さまざまです。 1巻では、食事、団らん、おふろなどの、家ですごすときにできるSDGsを紹介。家族みんなで取り組んでみましょう!
図書館用セット書籍 今日から! だれでも! すぐできる! 身近で取り組むSDGs シリーズ(全3巻) (1)家でできるSDGs (2)町でできるSDG (3)学校でできるSDGs *この本は、適切に管理された森林由来の地球にやさしい素材を使用しています。
|