深い深い森の奥に住んでいる、おそろしい大あくま。
毎日毎日、どうやったら人間の子を皆殺しにできるだろうかとか、そんな恐ろしい事ばかり考えています。
でもある日、
「もうこんな恐ろしいことばかり考えるのはやめよう」と思い立ち、家の周りにチューリップを植える事を思いつき、用意し始めます・・。
話の内容は難しいものではないので、幼稚園生からでも読んであげられると思いますが、文章量もページ数も多いので、サッと読んであげるとはいかないかもしれません。
でも、間抜けな大あくまの間抜けなお話は、小さな子から小学生まで喜んで聞いてくれると思います。
大あくまの父親の名前や、大あくまが変身を繰り返す場面など、繰り返しの馬鹿馬鹿しさが、『笑いのお約束』みたいな感じで笑えます。 (ちょし★さん 30代・ママ 男の子10歳、男の子9歳、男の子8歳)
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