海外出張に出かける前に お父さんが木製の観覧車を作って
息子であり、この作品の主人公である「ひさお」にくれる。
お父さんから手紙が届くたびに、ひさおは『あるもの』を
観覧車のコンテナーに入れていくのですが、
とても意味ありげな感じだったので、お父さんが帰ってきてから
その『あるもの』がキーとなって さらなる展開があるのかと思ってしまい、
『あるもの』が何か分かった時には拍子抜けして ちょっと思わせぶりな気がしました。
この作品は写真絵本なのですが、沼田 早苗さんの写真が
品良く、この作品を盛りたててくれています。
『お父さんの手紙』の文面には必ず、実在の歌が書かれているので
アメリカに縁のある方や 知っている歌のある方などは
絵本を読みながら、頭の中で歌が鳴り始めるのではないでしょうか? (YUKKOさん 30代・ママ 女の子7歳、女の子5歳、女の子3歳)
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