お店に残ってしまったひな人形たちが、自分たちで自分たちの家を探す冒険の旅に出かけます。挫折しかけた時に、ひな人形のもとの姿である「ながしびな」たちに出会い、いっしょに川を下り、家をみつけます。親子で読んで、どきどきわくわくしながら、ひな人形たちに親しめるお話です。見返しには、ひな人形の由来や、並んだときの名称、また、行事食であるひしもちの色の意味や、ちらし寿司を食べる意味なども満載。押し絵風の半立体の絵も心温まります。
図書館の季節のコーナーで見つけました。
売れ残った雛人形たちが、お店を飛び出して旅に出かけるお話です。
おひなさまたちが、みな、ちりめんの布や和紙で描かれているのがとってもキュート。着物が並ぶページは艶やかで、見ていてとても気分が上がりました。
子どもだけでなく、手芸好きの大人も楽しめる絵本です。 (クッチーナママさん 40代・ママ 女の子18歳、女の子15歳、男の子13歳)
|