小学校での地学教育は、日照で始まり、天気の変化、月と星、流水の働き、地層、火山、地震、月と太陽と進む。 中学校は、第1学年で、火山と地震、地層、岩石を学び、第2学年で天気の変化などの気象を学び、第3学年で 天体の動きや宇宙を学ぶ。 高校の地学は、それらをより深く掘り下げて学ぶが、地学が開設されていなかったり選択したりしない限り学ぶことはない。 このことを考えれば、人生の中で、中学校の地学教育が、地学を学ぶ最後の機会になる。小・中学校で学ぶ地学教育は、とても重要になって来る。 皆さん、小から大を理解する実践を繰り広げ、自分が住む地域を地学的な知識を持って理解する子どもの目を育てようではありませんか。 (「主張 自分が住む地域を地学的な知識を持って理解する子どもの目を育てる」より)
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