留学? 早期教育? そんなことしなくても、英語は独学で話せるようになる!
NHKテキスト「英会話タイムトライアル」の人気連載を単行本化。 かつて「英語センスゼロ」と呼ばれたほど英語が話せなかったものの、現在はIT、医療、環境など幅広い分野で同時通訳者として活躍し、大手企業や大学で英語講師を務める著者が、自身の経験をもとに編み出したユニークなメソッドを公開。 「日常会話を録音して、自分の必要としている表現を把握する」 「記事の見出しを読んで、内容を英語で想像してつぶやく」 「映画を発音練習の素材にして、会話のスピードをつかむ」 など、留学しなくても、大人になってからでも英語が話せるようになるスピーキング特化型の独学本。
【目次】 第1章 なぜスピーキング力は必要なのか? コラム いくつになっても英語はできるようになる 第2章 発話力の飛躍は「自分への取材」に始まる コラム アウトローな外国人たちの日本語体得の真髄 第3章 生きた英語は「今すぐその場で」手に入る! コラム 過度の分析と体系化はクセモノ 第4章 英語的発想のエッセンスをつかめ コラム 帰国子女の持つ英語的発想 第5章 発音練習は境遇と年齢を超えるタイムマシン コラム 発音を磨けば中身はあとからついてくる 終章 スピーキング力を手に入れた先にあるもの
【本書より抜粋】 私自身、そしてこれまでの万単位に上る私の生徒さんたちの経験を総合すると、 「手っとり早く話せるようになりたいなら “自分への取材”をしよう」という結論に落ち着きます。 言いかえると、「“自分の心から湧き出したもの”を英語に変え、声に出して練習すれば、 それは確実に流暢な英語の運用能力につながる」という事実です。 ――すべては自分が主人公。それでいいのです。
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