別々に育ったふたごの姉妹ルイーゼとロッテが、ある夏のスイスの林間学校で偶然出会います。 父と母の秘密を知った2人は、別れた両親を仲なおりさせるために、きばつな、けれども綿密な計画を たてます。
最終章に向かうところで、涙がでてしまうような感動の場面がつくってあり(これは『飛ぶ教室』も同じかと。)、その感動シーンで、「あぁ、この場面のためにここまで読んできたのか」と思い知らされました。
はじめからさいごまでおもしろくて読みふけるのですが、盛り上がりの場面がとても胸にひびきます。
読んだあとも、分散されずに、自分の感動した場面がこんなにはっきり印象に残る本も珍しいです。
忘れがたい言葉もあり、考えさせられました。
5歳の娘がいつ読めるようになるのか、楽しみに待ってます。 (おはなばたけちゃん。さん 40代・ママ 女の子5歳)
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