イタリア語で書かれた詩(オペラの台本や歌曲の詞も含む)をより深く理解し、味わうために必要と思われる基礎知識や、実際の作品の魅力について、言語、文学、音楽を専門領域とする3名の研究者が、それぞれ重要と思われるテーマを選んで執筆しました。文学と音楽という、それぞれの個性を持った2つの世界の関係について知ることは、知的好奇心を満たすためだけではなく、イタリア文化の魅力を本当に深く味わうために欠かせないものです。
本書は2010年刊行『イタリアの詩歌──音楽的な詩、詩的な音楽』のPOD(プリントオンデマンド)版です。
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