お茶がすきないるかとビールがすきなくじらが友達になった。ふたりは散歩したり、読書したり、手紙を書いたり…。ユーモアに満ちた友情の日々を詩と掌編でつづるオムニバス。
8歳の息子と読んでいます。
もうずいぶん前に、私は読んで癒された記憶があり、今度は、息子に感じてほしくて、眠る前の読み聞かせに2〜3篇ずつ楽しんでいます。
一日の終わりに優しい気持ちにさせてくれる1冊です。
くじらといるかの日常を描いた物語。
お茶の好きないるかとビールの好きなくじら。
体を鍛えることの好きないるかに、本が大好きなくじら。
似てないようで、本当は「コドクが好きなたち・・・」なんて、共通点を持っていて。
途中途中に、くじらの自作の詩やなんかもかかれていて素敵です。
ゆったりとした海の情景を、温かな言葉で伝えてくれる本。
工藤直子さんの動物からみた視点は、生き物の気持ちを代弁してくれています。生き物への優しさと愛を感じます。
ともだち・生き物への優しさ・海・癒し・・・この本のキーワードです。
(「ともだちは緑のにおい」とセットで、絵本ナビで購入しました。) (ハッピーカオリンママさん 30代・ママ 男の子8歳、女の子7歳、女の子4歳)
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