【阿川佐和子さん、清水ミチコさん推薦!】
「レミちゃん、おいしいね」という みんなの言葉につられてレミちゃんは、 とんでもなく料理上手になっちゃった。 ――阿川佐和子
清らかな心No.1の黒柳徹子さん曰く、 「いいえ、一番は平野レミさん!」 読めば納得。レシピは歴史。 ――清水ミチコ
【内容紹介】 結婚は、わたしの料理の腕を上げました。 子どもが生まれたことは、食べ物を真剣に考える糸口になりました―― 平野レミさんがはじめて料理を作った思い出から、和田誠さんとのなれそめや子育て方針まで、家族と料理への愛情がぎゅっと詰まったエッセイ集。29品のオリジナルレシピに加え、夫・和田誠さんとの対談、阿川佐和子さん、清水ミチコさんとの鼎談も収録。
【はじめに】より抜粋 夫は生前、「お茶一杯、ごはん一杯でもうちのは格別」と言っていました。味そのものより、きっと、家族で食卓を囲む喜びが格別だったのではないかと思います。 (中略) 味覚で家族が繋がって、絆を強くすることを、私は“ベロシップ”と呼んでいます。スキンシップならぬベロシップ。忙しくてスキンシップが足りないときでも、家族に心のこもったお料理を作っていれば、知らず知らずのうちに強い絆で結ばれていくんじゃないかしら。
家庭はいちばん安心できる場所。そこを笑顔で満たすには、おいしい料理が近道です。だから、私のモットーは、「キッチンから幸せ発信」。多くのご家庭に、おいしい幸せが届くようにと、いつも願っています。
【著者紹介】 平野レミ(ひらの・れみ) 料理愛好家、シャンソン歌手。主婦として料理を作り続けた経験を生かし、NHK「平野レミの早わざレシピ」などテレビ、雑誌を通じて数々のアイデア料理を発信。著書多数。Twitter(@Remi_Hirano)でも活躍中。
和田誠(わだ・まこと) グラフィックデザイナー、イラストレーター。1977年より40年余り「週刊文春」の表紙を担当。74年講談社出版文化賞ブックデザイン部門受賞。94年菊池寛賞、97年毎日デザイン賞、2015年日本漫画家協会賞特別賞。受賞多数。2019年逝去。
本書は、2007年に筑摩書房より刊行された新書『笑ってお料理』に加筆・修正のうえ、新たに原稿を加え再編集し単行本化した作品です。
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