フィンダス・シリーズの1作目です。
図書館で、イラストに目をひかれて借りてきました。とても素敵なスウェーデンの絵本です。
猫のフィンダスは、ペテルソンおじさん(農夫)と一緒に楽しく暮らしています。
フィンダスには誕生日が年に3回もあるんです。しかもその理由が、「そのほうが、楽しいから」だからですって。
冒頭から、そうきたか!と、思いましたね。こういう決まり事って、言ったもん勝ちみたいなところがありますよね〜。
フィンダスと一緒に暮らしているペテルソンおじさんも呑気な感じの方ですが、天然ボケが入っていて、フィンダスとの掛け合いがとても面白かったです。
作者のスベンさんのイラストは、とても芸が細かくて、納屋の中の様子とか、本棚とか、家の周りの風景とか、じっくり見せてくれる絵なので、几帳面な人なのかなぁ(笑)と、想像してしまいました。
このシリーズ、ぜひほかの作品も読んでみたくなりました。 (てんぐざるさん 40代・ママ 女の子12歳、女の子8歳)
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