耳にはするけどよく知らない…「心の病」のすべてがわかる! ADHDやHSP、統合失調症やパニック障害などの言葉を耳にする機会はありますが、なんとなく心やメンタルの不調・病気と捉えてしまいがちな臨床心理学の分野。しかし紐解いていくと実はそれぞれの症状には特性や原因があり、子ども特有のものから大人に多いものまで様々です。また、ストレスが原因で自分では気づかないうちに発症してしまうものも。 本書ではそんな一見理解し難い「心の病」の特性や症状を図解でわかりやすく解説します。最も大切なことはしっかりと特性を理解して自分と、そして他人と向き合うことです。「自分は他人がふつうにできることができない」「職場のあの人は何度言っても理解してくれない」「子どもがじっとしていてくれない」こうした日常のもやっとした感情も、臨床心理学を知ることで理解が深まります。また、実際に現場で「心の病」を抱えた人と向き合う臨床心理士の仕事についても紹介します。 臨床心理学を通して「心の病」について知ることで、自分の特性をより一層理解すること、周囲と上手に付き合っていく方法を知ることができる一冊です。
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