大地震発生直後の8秒が生死を分ける、と言われています。 子どもが一人の時、この8秒間にどうやって自分の身を守れば良いのでしょうか?
合言葉は「さがして(うさぎ)、はしって(ねずみ)、まもるんだ(かめ)」。 このフレーズと一緒に逃げる場所を確保し、次の揺れに備えることが初期動作として大切です。 また、安全と危険な場所の判断ができ、体のどこを守ればいいかもわかります。
巻末3ページで親向けのページを設け、8秒間で3つの動物になって避難場所を探すための練習方法や日ごろ、親子でやっておきたいことなどをまとめました。
残念なことにこの本に書かれたことが今まさに起きていますが(2024.1.13.)だからこそ子どもには(大人にも)今読んでほしいです。
地震になったらどんなことが身近に起きるのか。
こんなものが落ちるのか、こんなふうに倒れるのか、言葉だけでなく具体的に描かれているのが絵本のよさですね。大人でも知らないことがあるでしょう。
知ることの大事さ、知った上で自分がどうするかを考えたり大人と話し合ったりすることの必要性を、この本を読んで痛感しました。
実際に「うさぎ、ねずみ、かめ」をやってみたらさらにいいですね。
(よし99さん 50代・じいじ・ばあば 女の子0歳)
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