AIに使われるな。使いこなせ! 知性を磨いて、ロボットと共存するために――。 AI狂騒以後のロボット新時代の幕開けにそなえて、私たちが知るべきこと、できること。
自動運転車、スマートスピーカー、ドローン、パーソナルモビリティ、スマートホーム化、VR技術、各種サービスロボット……、私たちの生活や仕事の場にAI技術が搭載されたロボットが確実に浸透しはじめている――。ロボットを受け入れAIを使いこなすために必要な教養を学べる、最先端テクノロジー読本の決定版!
【本書の構成】 第1章 誤解されるAIとロボットの定義 第2章 止まらない自動化の波 第3章 人に寄り添うAIロボット 第4章 未来のスマート都市の作り方 第5章 目的ある自動化のために 終章 テクノロジーに依存すると進化が止まる
ロボットは定義が曖昧/第3次AIブームの終焉/最適化の鬼、アマゾン/無人化されていく仕事@〜D/農業のIT化は早急に/「裸眼のVR」が当たり前になる/ビルに「知性」を与えるIoT化/上海-ニューヨーク間の移動が39分に/「ロボット対人間」という対立構造を捨てる/地球を半周しても「安全」といってもらえないセグウェイ……など
【著者プロフィール】 大塚 寛(おおつか・ひろし) セグウェイジャパン株式会社 代表取締役社長。1971年、神奈川県生まれ。1995年に日本クレイ株式会社入社、企画推進本部グラフィックスビジネス推進部部長などを務めたあと、2001年に壁紙ドットコム株式会社(現GMOメディア株式会社)取締役に就任。その後、日本SGI株式会社に移り、新規事業推進本部ロボット事業準備室室長、マーケティング本部新規事業推進統括、執行役員 戦略事業推進本部長などを歴任。2008年、セグウェイジャパン株式会社代表取締役社長に就任。幼少時からのロボットへのあこがれ、またスーパーコンピュータメーカーでの多くの先端科学者との出会いにより、ITからロボット分野を見ることが大きな展開になると予見し、セグウェイやロボット要素技術分野へチャレンジ。そのほかに、モノづくり推進会ロボット研究会委員、経済産業省 IT融合事業産業創出検討委員会委員、首都大学東京非常勤講師、つくば市ロボット特区実証実験推進協議会 副会長などを務める。
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