100年以上読みつがれてきた感動の動物文学、「シートン動物記」を、元旭山動物園の飼育員で人気絵本作家のあべ弘士の文と絵で。 音読したときのリズムにこだわった文章で、すべてのページに挿絵が入っているので、読み聞かせや、お子さまのはじめてのシートン動物記にもぴったり。ふりがな付きのオールカラーです。
★あべ弘士先生コメント★ シートンは偉大なナチュラリストだ。しかも難しい自然科学をやさしい言葉で物語化し、子どもたちに伝えている。絵もうまい。そのはず本格的に勉強している。 ロボに涙し、リスのバナーテイルに笑った。この感動をどう絵本化するか。荒海にこぎだした小舟の心境で5冊こぎつけた。 シートンさんが「よくやった。すこしは私の心が伝わってるぜ」と言ってくれたら、嬉しい。
★出版社コメント★ 100年以上の時を超えて、あべ弘士さんと『シートン動物記』のコラボレーションが実現しました。 実は、共通点の多い、あべさんとシートン。 旭山動物園で飼育係をしていたあべさんも、100年以上前にアメリカやカナダで動物学者として活躍したシートンも、動物たちの生死を間近で経験しています。 そしてお二人とも、作品のなかで、動物の生き方や命の厳しさを読者に伝えてきました。子どもも大人も関係なく、読者に長く読みつがれる作品を生み出す姿勢も同じです。 「動物の命」にまっすぐ向き合ってきたあべ弘士さんだからこそ描ける、やさしさと力強さ。自然の壮大さと命の尊さが、まっすぐに伝わってくるシリーズです。
1巻『オオカミ王ロボ』 2巻『ギザ耳ラグ』 3巻『灰色グマのワーブ』 4巻『リスのバナーテイル』 5巻『銀ギツネのドミノ』
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