「工藤會=イスラム国(テロリスト)」は、間違った議論だ。
「彼ら」を壊滅して、いったい何が変わるのか?
「非寛容な無縁社会」か、「ヤクザもいる明るい社会」か?
ベストセラー『突破者』著者が、工藤會組員への取材から感じた「この国のかたち」の危機的状況を抉る「現代ヤクザ論」の集大成。
【目次】 第一章 工藤會は日本版「イスラム国」なのか 第二章 工藤會を壊滅させて何が変わるのか 第三章 なぜ「ヤクザ」は「ヤクザ」になるのか 第四章 暴力装置化する国家権力 第五章 非寛容化するジャーナリズム 第六章 マフィア化するヤクザ組織 第七章 日本人が戦うべき「本当の敵」
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