023年4月放送開始予定のNHK朝の連続テレビ小説『らんまん』の主人公のモデルとなった植物学者、牧野富太郎の生涯を、写真や植物図などとともに紹介していくムック本です。
■内容(予定)
[巻頭カラー]
・牧野富太郎の物語|「らんまん」な笑顔で植物を見つめた人生 ・牧野富太郎の略年譜|江戸・明治・大正・昭和を生きた生涯 ・牧野富太郎ゆかりの地|植物を求めて日本各地を巡った! ・牧野富太郎語録|著書に多く残された名言の数々 ・牧野が残した句|愛嬌と若々しさがあふれる名句たち ・牧野富太郎フォトギャラリー|写真から見る牧野の生涯
[第一幕]植物に興味を持った幼少期から青年期
・祖母に育てられた幼少期 ・小学校を自主退学 ・欧米植物学への興味 ・研究心得「赭鞭一撻(しゃべんいったつ)」 ・通い詰めた東大の植物学教室 ・「植物学雑誌」の刊行 ・牧野が見初めた壽衛子 ・出入り禁止となった植物学教室 ・新種ヤマトグサとムカデラン ・コウロギランの発見 ・新種ムジナモ発見 ・西洋音楽を普及 ・牧野式図法の確立 ・松村教授からの圧迫
[人物ファイル]牧野富太郎と関わった人たち
・マキシモヴィッチ|19世紀ロシアの植物学者 ・池長孟|牧野を助けた美術品収集家 ・矢田部良吉|東京帝国大学理学部の初代教授 ・シーボルト|出島の三学者のひとり ・白井光太郎|日本の植物病理学に貢献 ・中村春二|成蹊学園の創始者 ・森鴎外|小説家、軍医、大学講師 ・池波正太郎|戦後を代表する時代小説の名手 ・小野蘭山|日本のリンネと称させる本草学者 ・飯沼慾斎|江戸時代の本草学者 、、ほか
[第二幕]生涯研究を貫いた晩年の牧野富太郎
・東京大学の講師を務める ・困窮する生活と差し伸べられた手 ・妻の名をとった「スエコザサ」 ・講師を退いたあとも研究に邁進 ・研究の集大成「牧野日本植物図鑑」 ・全国各地を採集旅行 ・晩年まで研究を続ける脅威の生命力 ・牧野が残した著書 ・植物図へのこだわり ・愛用した描写道具 ・植物学の普及へ邁進 ・膨大な蔵書とコレクション
[第三幕]日本全国を採集で歩きまわった牧野ゆかりの地
・牧野の原点|高知県佐川町 ・牧野が愛した|高知県横倉山 ・自然あふれる観光地|栃木県日光市 ・美しい日本のシンボル|富士山 ・花が彩る島|伊豆大島 ・晩年まで住んだ|東京都東大泉 ・戦時中の疎開先|山梨県韮崎市 ・東大泉の邸宅跡|練馬区立牧野記念公園 ・牧野の思いを継ぐ|高知県立牧野植物園 ・牧野をより理解するための|おすすめ5冊
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