子どもが消える怪事件。自分にしか見えない不気味な柱。いったいなにが起きてるの? ふしぎな事件や困り事なら、妖怪ポストに手紙を入れて。 カランコロンと響いてくるのは、たよれる彼の下駄の音……
怖くて、不気味で、だけどワクワク! 日本で一番有名な妖怪、ゲゲゲの鬼太郎のアニメ絵本! 2018年から2020年まで放映されたアニメ「ゲゲゲの鬼太郎」第6シーズンは、パワハラ、ネットいじめ、迷惑系ユーチューバーなどの社会風刺を盛り込んだストーリーが話題になり、大人からも根強い支持を受けています。スラリとしたねこ娘の意外なデザインも話題になりました。 そんなアニメ第6期をベースに絵本化されたシリーズ、本書はその2作目です。
子どもがとつぜん姿を消す怪しい事件が続いている。そんな噂から妖怪の痕跡を追った鬼太郎は、妖怪「たんたん坊」が子どもをとらえようとしている現場に出くわします。同じころ、鬼太郎と親しい人間の少女「まな」は、自分にしか見えない怪しい柱と遭遇。しかも柱の中からは、助けを求める子どもの苦しそうな声がして──「たんたん坊の妖怪城」
鬼太郎たち妖怪の住処、ゲゲゲの森。そこになんと、妖怪につよいあこがれを抱く少年「裕太」が迷い込んでしまいます。鬼太郎やねこ娘をはじめとする様々な妖怪と触れ合い、大はしゃぎの裕太。ところが彼は、鬼太郎からしてはいけないと言われていた、とある森のルールをやぶってしまい──「ふしぎの森のきまりごと」
各エピソードの最後には、登場した妖怪を解説する「妖怪ずかん」の付録つき! 「かまいたち」や「二口女」のほか、有名な妖怪から、知る人ぞ知るあんな妖怪まで。 全てのページにアニメのシーンが使われており、漢字にもルビがふってあるので、小学校低学年からのひとり読みにも最適です。
本作のあとにも続々シリーズ刊行予定! 水木しげる生誕100周年や、新作映画の公開などで、2023年は鬼太郎ワールドが盛り上がる! さてさて、次に鬼太郎からお灸を据えられるのは、悪事をはたらく妖怪か、それとも欲の深い人間でしょうか──?
(堀井拓馬 小説家)
●『おはなしゲゲゲの鬼太郎 たんたん坊 山じじい』 1冊に2話ずつ収録。
「たんたん坊の妖怪城」10人の子どもがさらわれる事件が発生!ゆくえふめいの子どもをさがせ!鬼太郎が犯人探しに挑む。 たんたん坊/かまいたち/二口女 「ふしぎの森のきまりごと」鬼太郎たちが住んでいるゲゲゲの森で、妖怪があばれだす! 山じじい/べとべとさん/油すまし/水妖怪
●ゲゲゲの鬼太郎「第6期アニメシリーズ」が、待望のアニメ絵本になりました! アニメシリーズの中でも、小学生から大人まで、「お話がとくに面白い!」と大好評だったのが、この「第6期」シリーズです。
●全ページにアニメーションがふんだんに掲載されています。 すべての漢字にルビがふられるので、小さなお子さんでも楽しく読むことができます。対象年齢は小学2年生以上です。
●迷惑ユーチューバーや、ブラック企業問題など、社会問題をあつかった深い物語を楽しめるだけではなく、「見えている世界がすべてじゃない」というテーマにそった妖怪の多様性に触れられるシリーズです。
●それぞれのお話の巻末には<妖怪ずかん>を掲載し、妖怪の能力について知ることができます。
●2023年秋、新作映画「鬼太郎誕生ゲゲゲの謎」公開決定! 2023年は「水木しげる生誕100周年」にあたります。まさにこの年に、ぜひ、ごらんください!
●シリーズは全部で5冊、刊行される予定です。「おはなしゲゲゲの鬼太郎 のびあがり 見上げ入道」は、その1巻目になります。
●シリーズ刊行予定(すべて2023年) 「おはなしゲゲゲの鬼太郎 のびあがり・見上げ入道」発売中 「おはなしゲゲゲの鬼太郎 たんたん坊・山じじい」発売中 「おはなしゲゲゲの鬼太郎 すねこすり・まくら返し・ゆめくりのすずの少女」発売中 「おはなしゲゲゲの鬼太郎 たくろう火・雨ふり小僧・小豆あらい 小豆はかり 小豆ばばあ」9月刊行 「おはなしゲゲゲの鬼太郎 ぶるぶる・貧乏神・座敷わらし」11月刊行
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