〜発達につまずきを持つ子のために〜 まずは、子どもの取り組もうという気持ちを大切にしましょう。課題の順番に関係なく、子どもの興味や関心に合わせて、できるテーマから取り組んでください。 子どもによっては、難しい問題があります。難しくてできないときには、時間をおいて再チャレンジしてください。 5巻では、物事を記憶することができ、覚えたことを振り返って表現することができ始める時期の課題を、おもに取り上げました。この前後から数も含め、人から教わったことを自分から使うようになります。できることがうれしくなりますが、できないと気持ちが不安定になることもあるでしょう。そういうときには、気持ちをコントロールする「騒がないのが、お兄さん(お姉さん)」と教えてください。 【5巻の内容】 A.ことば 物の名前:物の名前(5)(2切片)、用途・抽象語:物の属性(1)、異同弁別ほか:ちがう(1)(2)、疑問詞:いつ(表現(1))、文作り:助詞(3)、短期記憶:文の記憶(1) C.数 比較:高低、数唱:数唱(5まで)、集合数:集合数(1) D.社会性 思いやり:あげるーもらう(2)、感情のコントロール力:小さな声で言う
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