前作「子どもの自己肯定感を高める10の魔法のことば」が、11刷ロングセラーとなっている教育デザイナー石田勝紀先生による待望の続編がいよいよ刊行されます。 石田先生は、20代で私塾を起業、自身も東大大学院で学びつつ、のべ5,000人以上の子どもを指導してきました。そのなかで「子育ての多くの問題は、子どもではなく母親にある」と確信し、「ママカフェ」(ママさんたちとの少人数制カフェスタイル勉強会)を主宰。全国を巡回するとともにツイッターやブログなどのSNS、また各地での講演会を通して、これまで3,000人以上のママさんたちと直接対話し、悩み相談を行なってきました。 前作では、先進国のなかで日本の子どもたちが格段に低いとされる「子どもの自己肯定感」にスポットを当て、「自己肯定感」とは何か? それはなぜ大切なのか? では、その自己肯定感を育むために必要なことはどんなことか? などについて、日常生活の言葉がけを中心に解説。4コママンガもまじえながら、わかりやすく説きました。 本書籍では、これからの時代、特に子どもに必要とされる「個性」を伸ばすために必要なこと、すなわち、長所を伸ばす子育てとは何か? その意義と具体的な方法について、わかりやすく指南してくれます。
[はじめに] [第1章] なぜ親は子どもの短所ばかりをいじるのか? [第2章] 長所って何だろう? [第3章] 子どもの長所が見つかる5つの習慣 [第4章] 悩めるママたちの相談室 [第5章] 子育てにシリアスはいらない
[あとがき] 多くのママたちが「うちの子どもには長所がない」と嘆いていますが、どんな子どもにも少なくて3つの長所がある、と石田先生は言います。短所は言われなくてもわかっているけど、自分の長所を自覚している人間は少ないもの。それほど、長所は見えにくいのです。 しかし、長所を見つけるヒントは、子どもたちの日々の生活のそこここに隠れています。 日々、子育てするなかで、だれでも視点を少し変えてみると、見逃してきた子どもの個性に気づきます。これまで、短所だと思い込んできたわが子の「欠点」が、実は「長所の芽」だったりすることもわかるでしょう。 長所を見つけるために、何をすればよいのか? 本書が提案する5つの習慣を試してみてください。必ず、お子さんの長所が見つかり、子育てが明るく変わっていくでしょう。
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