
あれから1年――子どもたちは、いったいなにを感じているのだろう?
NHK おはよう日本 などで紹介! ひとりの外国人青年のボランティア活動によって結びつけられた、ニューヨークとアフガニスタンの絵の数々
2001年9月11日のおそろしいできごと。 きずついた子どもたちをなぐさめるために折り紙とだるま、クレヨンと画用紙をもってぼくは、ニューヨークに行きました。そして、アフガニスタンにも行きました。 子どもたちの絵を、見てください。心のさけびごえが、きこえてきます――。
ぼくはまどのそとを見ながら心に決めました。日本に帰ったら、この旅で出会った子どもたちのことを、日本の子どもたちにつたえよう。赤いクレヨンで赤い太陽をかく子どもたちに、黒いクレヨンで黒い太陽をかく子どもたちのことをつたえよう。子どもたちがかいた、たくさんの絵といっしょに。――(本文より)
NGO「国境なきアーティストたち」は、芸術表現を通じて、世界中で苦しんでいる人々を援助し、また、そうした状況を引き起こしている問題に対する人々の意識・関心を高めるための活動をしています。本書の印税は、画用紙やクレヨンを届けるなど、世界中の子どもたちを援助する活動に生かされます。

エクトル・シエラさんはコロンビア出身で、29歳の時、来日。
英語・スペイン語・日本語を話し、2004年度NHKスペイン語会話のレギュラーでもあるそう。
1999年、NGO「国境なきアーティストたち」を設立されてます。
その彼が、9・11後、NYとアフガニスタンの子供たちを訪問し
絵や折り紙を通じてコミュニケーションした話と
その際、子供たちが描いた絵が、交互に載っています。
「絵をかきましょう。
もし何をかいたらいいのかわからなければ
『わたしのまち』というテーマでもよいですよ」と言っただけなのに
NYの子供たちの誰もが世界貿易センタービルの絵を描き
アフガニスタンの子供たちは、戦争や、タリバンの壊した大仏を描きます。
その絵を見るだけで、この子供たちの辛さを共有し、
平和を愛する大人に育って欲しい、と願わずにはいられません。
そして、そんな活動の中でも
他宗教を受け入れない教師達という現実も、辛い。
平和について、宗教・文化について、自分の故郷を大事にする気持ち、等
いろんな気持ちを単純に、自然に、喚起させられる本です。
息子が6歳位になったら、解説しながら
一緒に読んでみたいと思ってます。
(singonさん 30代・ママ 男の子2歳)
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