<ドラゴン>とアグニシュカたちは、計り知れない犠牲を払い、長いあいだ〈森〉に囚われていた王妃を奪還した。だが、王妃はまるで人形のように何も反応しない。 〈森〉の侵入を食い止めるため奮闘するドラゴンを残し、アグニシュカは援軍を請いに、国王の住まう都に向かう。しかし、待ち受けていたのは、彼女の「能力」を認めようとしない魔法使いたちと、〈森〉の恐るべき罠だった。 罠に翻弄されながらも、ドラゴンの塔を目指すアグニシュカだったが......。暴かれる真相と、ドラゴンとアグニシュカのロマンス。そして、怒濤のラストへ。
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