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日中の「戦後」とは何であったか 戦後処理、友好と離反、歴史の記憶

日中の「戦後」とは何であったか 戦後処理、友好と離反、歴史の記憶

著: 中村 元哉 波多野 澄雄
出版社: 中央公論新社

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税込価格: ¥3,080

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作品情報

発行日: 2020年10月21日
ISBN: 9784120053467

416ページ

出版社からの紹介

本書は、戦後の日中関係史の決定版として刊行する。最大の特徴は、日中双方の第一線の識者が共同で研究に取り組んだ点と、歴史学者と国際政治学者が連携することで、国際環境の中で日中関係を位置づけ直した点にある。


戦後の日中関係史は、中国においては公式の歴史観との距離を見定める必要が発生し、日本においてはイデオロギー対立を招く冷戦的思考を呼び覚ましやすい点で、日中間の対話はつねに難しさをはらみ、その成果物は十分とは言えない。

本書では、【戦後処理】【戦後の中国観・日本観】【戦後の「ヒト」の移動】【戦争の記憶】【戦後から国交正常化】【日中関係黄金期】【対中政策・対日政策】という重要テーマを網羅し、両国の歴史認識(の差異)を明らかにした点に刊行意義と新しさがある。

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