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浮浪児のハックと逃亡奴隷のジムが自由州をめざして、ミシシッピ川を筏に乗って下る。辺境時代のアメリカの大自然と社会を背景に、自在に生きるハックの姿がユーモラスに描かれる。
トムソーヤは何度か読んだことがあります。トムに似た男の子の話かな、と思っていたのですが、ハックルベリーはもっと大人ぽいです。
川に流されながら生きるって、自由すぎてびっくり。黒人奴隷とのかかわりも、考えさせられます。
「早く大人になって自由になりたい」という10代の子どもたちに読んでほしいです。自由って、けっこう大変なことがわかると思います。 (どくだみ茶さん 40代・ママ 女の子11歳)
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