【名著復刊!】 山本五十六の怒り、阿南惟幾の覚悟、栗林忠道の勇敢、井上成美の孤高……太平洋戦争に散った男たちの最期の言葉には、家族、友、国への計り知れない思いが滲み出る。昭和史研究の第一人者が軍人28人の遺書の壮絶あるいは清冽な言葉の数々を拾い上げ、歴史的背景と人物像を明らかにする傑作列伝。解説・阿川弘之、新装版のための解説・梯久美子
歴史探偵・半藤一利の名著復刊!――遺書に秘められた人間ドラマ!
[28人の忘れ得ぬ言葉] ・いとしき最愛のちとせどの――伊藤整一 ・天皇(すめらぎ)の御楯とちかふ真心は――山本五十六 ・きようこちやん、さやうなら――上原良司 ・ボー マイニチ オトナチク チテルカ――野中五郎 ・沖縄県民に後世特別の御高配を――大田実 ・今ヤ弾丸尽キ水涸レ――栗林忠道 ・一死以テ大罪ヲ謝シ奉ル――阿南惟幾
|