★ 小さな空間にディープな世界が凝縮されたマニアもうなる名館をご紹介します!
★ 身近なモノにも歴史あり。
★ コアな魅力全開! 日本文具史料館 / 目黒寄生虫館 送水口博物館
★ 大人の知的探求心を満たす。 お肉の情報館 / 建設技術歴史展示室 国立極地研究所 南極・北極科学館
★ 極めれば全てはアート! ! 刀剣博物館 / 大名時計博物館
★ 静かな感動を呼ぶ。 昭和のくらし博物館 / 野球殿堂博物館
◆◇◆ 本書について ◆◇◆
東京には専門分野に特化した 博物館や資料館が数多く存在します。 中にはマンションの一室で開かれているような 小さなスペースのところもありますが、 その分野の収蔵・展示品の珍重さにおいては 日本一、いや世界一とも言えるかもしれません。
本書はこれらの博物館・資料館に光をあてた、 より深い東京を楽しむためのガイドです。
銭湯、納豆、霊柩車、甘栗、牛乳瓶の蓋、 蚊取り線香…カバーする分野は驚くほど広く、 またマニアックなモノばかり。
庶民文化研究の先駆けにして 第一人者である町田忍が、 マニアック博物館の楽しみ方をご案内します!
◆◇◆ 監修者からのコメント ◆◇◆
この本で挙げた中で、必ず一つや二つは 自分が興味ある博物館があるはずです。 まずはそこに行ってみてはいかがでしょうか。
ただ見るだけでなく、 学芸員や係員に質問するのもいいですね。 彼らはその道の専門家で、すごく詳しい。 いろいろ教えてくれるし、 他の施設やイベント情報も教えてくれます。 そうすると次へ、次へと、 自分の関心や行動範囲が広がっていきます。
マニアック博物館って自分の会社や団体の PRを目的とする施設が多いので、 結構無料のところがたくさんあるんですよ。 無料なのに充実していて、 パンフレットをタダでもらえたり。 庶民の味方です。
あと、ミュージアムショップがある 博物館の場合、その商品もやっぱりマニアック。 そこでしか買えないものなので、 思い出の品になるでしょう。
もう一つ、楽しみ方のコツとしては、 できれば家族や友達など複数で 行った方が盛り上がると思いますね。 親子で行けば自分の子どもの頃の 思い出を話してあげたり。
ブログやSNSで「行ってきました! 」 って レポートしたら、同じ分野に関心を持つ人と つながることができるかもしれない。 コミュニケーションの輪も広がりますよ。
町田 忍(まちだしのぶ)
※本書は2018 年発行の『東京マニアック博物館おもしろ珍ミュージアム案内 決定版』の改訂版発行にあたり、 掲載情報を全て見直し加筆・修正したほか、 掲載施設の変更・追加をしたうえで、 装丁を変更したものです。
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