同居していない高齢の親をどう支えていけばよいかがわかる本。 “看取りの水先案内人”として多くの家族の相談にのってきた著者からのメッセージは具体的な解決策が多く、必ずいざというときの助けになります。
(はじめにより) 親に介護が必要になったとき、サポートがいるのは「体」「生活」「心」の3つです。このなかで、体については介護のプロが世話をしてくれます。生活も介護のプロが、ある程度まで支援してくれるでしょう。しかし、心だけは家族の愛情がないかぎり、いくらお金を出しても満たすことはできません。つまり、家族にしかできない大切な役割が「愛情を注ぐこと」なのです。
【目次】 第1章 もしも親が“一人暮らし”になったら 「えつこさんの場合」 第2章 親が元気なうちにしておくこと 「かおりさんの場合」 第3章 離れて暮らす親との付き合い方 ◎認知症の初期症状のチェックリスト ◎心身の健康状態チェックリスト 「めぐみさんの場合」 第4章 “ちょっと困った親”の処方箋 「よしえさんの場合」 ◎発達障がいチェックリスト ◎パーソナリティ障がいチェックリスト 第5章 親の体が不自由になったら 「めぐみさんの場合〜その後〜」 第6章 早めの“介活”でかぞくみんなが幸せに 「よしえさんの場合〜その後〜」
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